ヒプノセラピー(催眠療法)共依存の関係から抜け出すには

ヒプノセラピー(催眠療法)共依存の関係から抜け出すには

 

人は、突然理由もなく共依存の関係になることはなく、子どもの頃のトラウマや生育環境、愛情にまつわる癒えない心の傷などの原因が関係しています。
それらは、二人の関係が互いの存在がないと機能しないような機能不全の関係にあり、恋人や家族、友人の間で起こる、健康的とはいえないレベルで互いに依存し合う関係です。

長期にわたる共依存的関係は、その人本来が持っている自己の感覚を良くない方に変化させます。
共依存している相手のことを考えることで頭が一杯で、自分の必要としていることや要求を把握することが難しくなるのです。

その相手と離れることを考えると、自分には共依存しているその相手しかおらず、他の人とは価値のある関係を築けないのではないかと感じて抜け出せなくなってしまいます。

そのような状態にあって、共依存から抜け出したい、変わりたいと思った勇気は素晴らしいものです。

 

 

ヒプノセラピーの進め方の例

 

 

カウンセリングでは、、

*共依存がどこにどのように表れているのかを詳しく把握する

*問題を特定する

*どのような自分でいられると望ましいのかを導きだす。

 

セラピーでは、、

 共依存の関係を作り出した根源に対処する

 共依存の関係は自分にどのような感情を持たせるかを感じとる

 いつ、どのように共依存の関係を作らせる原因が起こったのか、何が問題だったのかを探る

 自分はその出来事に対して本当はどうしたかったのかを知り、願いを果たす。

 機能不全な関係の中で失われてしまった自分のアイデンティティーを振り返り、自分らしさを取り戻すために何が必要なのかを見出す

 

 2つの未来を確認する

 まず、現在の共依存の感覚を持ったままの未来で、自分の姿や感情を感じ取り、付随する気持ちや気づきを知る

 一旦、今に戻る

 次に、共依存になっている原因や感情を捨てた未来を感じ取り、付随する気持ちや気づきを知る。

この2つの未来の感覚の違いを体感することで自分にとって望ましい自身の在り方を実感することができます。

 暗示(必要に応じて)

 自分らしさを取り戻した感覚と感情を自分の中に保持し、その心の働きを保ったまま催眠を解く。

 

※ヒプノセラピーの一例になります。ご相談内容によっては、クライアント様とのお話しの上、よりお悩みに沿ったものにするためにセラピー内容を一部変更することもあります

 

共依存の状態から抜け出すには、ヒプノセラピーが大変効果的です。

また、その他に愛情理論、依存症や虐待、子育てなどに関して本やネットなどで詳細を調べてみることで、自分の行動や信念、共依存を形成するパターンの起源に向き合うことに役立ちます。

共依存の関係以外の個人としての自分を内観し、本当の自分が何を求めているのかを知ることはとても大切なことだと感じます。

自分を大切に、ポジティブなことに目を向けて、自分が楽しいと感じる最高の状態を最優先してあなたの世界を変えていきましょう。

 

 


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