インナーチャイルドに会いに行こう
オンライン講座「ヒプノセラピーを知ろう!」(中級コースより)
「インナーチャイルド」という言葉をご存知でしょうか?
最近では、度々耳にすることがあります。インナーチャイルドとは、子ども時代に辛い体験をした時にできる本人の人格の一部であり、大人になった今でも存在しています。多くの場合複数人いて、自我では分かりにくい存在です。
「もう過去のことだから。」
「昔のことを考えてもしょうがない、、。」
「過去は消え去る。」
あなたは、こんなことを聞いたことがありますか?
そのようなことを言っているときはどのような過去の経験が浮かんでいるのでしょう。
どのような氣持ちなのでしょう。
過去の良くない経験について、現時点での自分は納得しているつもりでも潜在意識下では納得していないことがあります。今の精神面や体調面に不調がある場合、潜在意識の中で何かしらの調和がとれていない状態が原因になっていることがあります。
それは、原因不明の不安感や憂鬱だったり、抑えが効かない感情の起伏や特定の条件下で起こる圧迫感や焦燥感など様々な良くない感情として現れます。
それらが長引くと、体には、慢性的なこりや痛み、頭痛などの不調として現れ、さらに本人の行動を抑制したり、何らかの依存や良くない習慣にも結びつけてしまう原因になることもあります。
現在では、「未来を見据えて今を生きる」や、「過去を振り返らず前を向く」というフレーズがたくさん溢れているように思います。生きていく上で、今や未来に焦点を当てる考えや生き方は素晴らしいものです。
しかし、その大切なあなたの「今」や「未来」が知らないうちに、過ぎ去ったはずの過去から切り離されずに日々影響を受けているとしたらどうでしょう?
過去というのは消え去っているのでしょうか?
もちろんその経験を活かせるようなプラスのエネルギーを放つ過去もたくさんあるはずです。それらの経験はあなたに活力をもたらし、勇気づけてくれます。大切な今や未来をあなたらしく進められるように、今や未来を考える時と同じようにあなたの過去にも目を向けてみましょう。
辛い出来事を変えることはできませんが、催眠療法でその人のイメージを使って癒すことはできます。
セラピーの誘導によって潜在意識に刷り込まれた過去のマイナスエネルギーであるインナーチャイルドに出会い、未完了になっているチャイルドの感情を癒してそのエネルギーを解放させます。
催眠療法を使ってチャイルドの思いを完了させることで、その人は自分のマイナスのエネルギーから解放されて本来のあるべき自分に戻れるのです。
セラピーでは、潜在下で皆さまのお気に入りの場所に行き、そこにチャイルドを迎え入れて対面しました。
オンラインなので少し心配しましたが、全員の方が幼い頃のご自分に会うことができました。ヒプノセラピー(催眠療法)の他にも色々なワークをされている方もいらっしゃって、今回はまた違った気づきを得られたようです。もしかしたら、予期せぬ人生の早道を見つけられるかもしれませんね。
※インナーチャイルドとは、本当に自分の中に子どもがいるというわけではなくて、それは、本人が幼少期頃に辛い経験をしたことで潜在意識の中に残存している人格の一部として存在するといわれる、ヒプノセラピー(催眠療法)でいうマイナスエネルギーのことです。
また、インナーチャイルドとは別に、強いストレスや悲しみ、怒りに心が持ち堪えられない場合に無意識につくり出す、もう一人の副人格(内なる別人格)もあります。
インナーチャイルドセラピーとは、催眠下で問題になっているインナーチャイルドや別人格の過去の出来事や感情を思い出して、押さえつけられていた自分の感情を解放し、本人が納得できる気づきを得ることで、現在の問題を軽減したり、解消したりするヒプノセラピー(催眠療法)の一手法です。
受講してくださった皆さまのご感想
・「幼い頃の記憶は傷が深いことが多いかもしれない。ふとした瞬間に記憶がよみがえる何度も受けたい講座です。」
・「火事の場面の恐怖の感情を持っていた小さな頃の自分とやりとりできました。その時の自分を助けに行くことができてよかったな…って思います。」
・今の課題がどこからきているのかははっきりしていなかったのですが、当時の自分が出てきてくれたのでお話しすることができました。自分でもやってみたいと思います。優しい時間をありがとうございます。
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