ヒプノセラピー 年齢退行療法

 ヒプノセラピー 年齢退行療法とは

年齢退行療法とは、催眠状態で問題となっている過去の出来事を思い出し、押さえつけられていた自身の感情に気づき、それを解放することで心の平穏を取り戻す心理療法です。
また、記憶を呼び戻すことで得た新たな気づきによっても心の負担を軽減したり解消したりすることができます。

現在に不調がある場合、顕在意識と潜在意識の調和がとれていない状態が原因になっていることがあります。過去の良くない経験について、現時点の自分(顕在意識)では納得しているつもりでも潜在意識下では納得していないことがあるのです。それらが、やりたい行動を抑制したり、原因の分からない不安感や憂鬱な感情、怒りや止められない気持ちなどとなって表に現れ、自身を悩ませることがあります。

過去の出来事を変えることはできませんが、セラピーでは、その人のイメージを使って癒すことができます。誘導によって無意識下に刷り込まれた感情や思い込みなどにフォーカスし、それらを手放していきます。

大切な事は、過去の経験の中で自分を苦しめている悲しい思いや辛い感情、身体へのマイナスの感覚などを持っているものに気づき、催眠下で本来その時にそうしたかったと自分が感じる行動をイメージの中で起こすことによって未完了となっている自分の気持ちや行動を完了させることです。
それによって、人は本来のあるべき姿に戻り、人生を本当の意味で自分として歩き出せるようになるのです。

セラピーでは、侵襲的なことはせずに無理のない穏やかな感情の解放を行なっています。
年齢退行療法には、催眠下で本人が実際に過去に遡る方法の他に、幼少期の課題については幼い頃の自分に出会って問題に対処していくインナーチャイルド療法があります。また、必要に応じて胎児期に戻って対処していくこともあります。

セッションでは、カウンセリングの中で様々な療法の中から適切なものを選んでご提案いたします。

 

※顕在意識・・・今現在の日常的に頻繁に使用されてる記憶領域。普段自分で意識することのできる(気づくことのできる)意識のことで論理的な思考や知性、理性、決断力などを司ります。

 潜在意識・・・かつては頻繁に使用されていたが、現在はあまり使われなくなっている記憶領域。自分で気づくことができず、自覚できない意識のことで、生まれてから現在に至るまでの経験や知識、感情などが記憶されています。

 

 


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