ヒプノセラピー(催眠療法)催眠に入るポイント5つ!
セラピーを受けるのが初めての方は、どんなことが起こるんだろう?催眠に入れなあったらどうしよう、、。などワクワクする気持ちや緊張感、少し不安感などがあるかもしれません。
そこで、これからヒプノセラピーを受けようかと考えている方に、うまく体験するための5つのポイントをご紹介します。
1.積極的に楽しむ気持ちで
ヒプノセラピー(催眠療法)はあくまでもクライアント様がご自分で見たいことや知りたいことを体験する時間です。ですから、ご自身がその気になって積極的に楽しむことが大切です。
セラピストは安全にセラピーを進められるように、課題の解決に向かってずっと寄り添います。
セラピストが個人的な判断でクライアント様を誘導するようなことはないので、自然に答えがわかる時とご自身で積極的に踏み込んでいくことで分かる時があります。
進んでに催眠に入る気持ちがとても大切で、潜在意識から浮かんでくることを素直に感じ取ることが上手に受けるポイントです。
2.潜在意識にその場を譲る気持ちで
セッションの始まりはイメージを出す練習から入ります。
ふっと浮かぶ言葉や映像や音などをそのまま感じとります。自分の中でイメージを持つのです。
その際、どのような内容であったとしても顕在意識で判断せず否定もせずに受け取ります。
いつも活動状態の顕在意識さんには、催眠療法の間は傍に座って休んでもらえるといいでしょう。
その内容が本当だと思えなくても、常識に反していると感じても、「おかしい。」「そんなわけがない。」などと切り捨てずに、感じたことや浮かんだことをできるだけたくさん言葉にしていきます。
そうしていくことで、徐々に全体像がみえてきて、感じ取っている場面の状況の詳細が掴めてくるのです。
3.五感をフル活用しましょう
催眠療法での感じとり方は人によって様々です。
五感の感覚には優位性があり、視覚が優位な方は場面がクリアに写真のように見える場合もありますし、聴覚が優位な方は音や声や言葉や文字などの情報がよく分かったり、寒い・暑い・背中がゾッとするなど体全体で感じとる方もいらっしゃいます。
また、悲しい場面や辛い場面で口の中に苦味を感じたり、幸せな場面で綿菓子のような甘さを感じる方もおられます。
たとえはっきりと場面が見えなくても、自分の感覚で何かを感じ取ることができれば、そこから出来事が分かりだしてきます。
見えなくても大丈夫です。
その場合は視覚以外にその方の優位性があるのかもしれないからです。
何か聞こえるか、どんな匂いがするか、何を感じるか、自分の感覚をフル活用して自分の感情に集中します。
4.納得できること、腑に落ちること
催眠療法中に浮かんだことは真実なのか、それとも自分が頭でイメージしたことなのかというご質問はセラピー中や終了後によく受けます。
本当かどうか分からない場合は、得られたイメージや感覚からご自身がどう感じられたのかを感じてみると良いと思います。
セラピーの中で、ご本人だけが分かるとても重要なことに気がつかれたり、「だから、こうなっていたのか。そういうことだったのか。」とご納得されることがある、その気づきや腑に落ちる感覚が課題の解決の糸口になります。
5.瞑想の習慣をつける
瞑想はできればあった方がいいというポイントです。瞑想中の脳の活動が催眠状態に似ているからです。
顕在意識からの思考を出来るだけ止める習慣を持つことで、催眠に入りやすくなります。
1日5分間でもいいので続けていければ良い結果が出やすくなります。
ヒプノセラピーを受けると、数日経ってからも日常生活の中でふっとサインや気づきがあることがよくあります。
催眠療法中の経験が繰り返し思い出され、様々な気づきは続き、日常生活に符合する点を見出してその思いを強くされる方もいらっしゃいます。
ご自身の中で感じられた経験が腑に落ちることで、そこから様々な変化が起こっていくでしょう。
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