11月19日(日)にホスピタルアートのイベントに行ってきました。
主催は、HITO -IRO(ひといろ)プロジェクトの 川西 真寿実さん です。
私は以前からホスピタルアートにとても興味があり、アーティストの 井上 信太さん のワークショップはとても楽しみにしていたので、ワクワクしながら参加しました。マグネットシートを各自好きな形に切って着色します。出来上がったものを渡すと受け取った井上さんは、一人一人に作品の批評をして受け取られ、参加者との間にとても素敵な空間が広がります。
大人だけでなく子どもの参加もあり、みんな井上さんに褒めてもらってニコニコ顔で次から次へと作品を作っていました。小学生の子どもたちが作った動物や植物、マーライオンなどの形はとても可愛くて一瞬で気持ちが明るくなるものでした。
丸い枠にみんなが作った小さな作品が貼られて集まっていくと、カラフルな街並みが完成しました。井上さんのユーモアたっぷりの進行で終始笑い声が絶えない楽しい時間を過ごせました。
ホスピタルアートは、アーティストだけが独自で制作するのではなく、患者さんと医療関係者の皆さんとでパートを分けて取り組んで一つのものを作り出すことをHITO -IROプロジェクトさんでは大切にされていて、アート作品には、自然のもの、柔らかいもの、暖かい色、優しい音が溢れていました。
その後のトークセッションでは、尼崎だいもつ病院副院長 瀧本 裕さんの病院現場におけるホスピタルアートの役割りや、制作に参加することで得られる人との繋がりや心の豊かさについてのお話がありました。
会場には、他にもたくさんのアーティストの作品が展示されており、ホスピタルアートは患者さんの心を癒すのみならず、関わる全ての人を優しく温かく包むものなんだなと感じました。
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