本日は、京都南禅寺近くの老人ホームでのアートセラピー(臨床美術)の実践に行ってきました。
8名の参加者さんと臨床美術士3名での取り組みです。
オイルパステルのプログラムで、渦巻き2つ描くところから始める抽象的な表現の画面作りです。途中で「私、わからない。」とおっしゃられていた参加者さんも臨床美術士の声かけで、すぐにコツが分かり作業に戻られる場面が何度もありました。
参加者さんの手順を真剣に聞かれるご様子や、お友だちと作品を比べ合ってお互いに褒め合っているご様子に、私も楽しい気持ちになりました。自分の作品を思いのままに自由に表現できるように細かく声かけしたり、あるいはあえて見守ったりしていくことの大切さを改めて感じました。
制作時間が終わり、作品が鑑賞会をするために飾られてもまだ手を加えに行かれる参加者さんや、「楽しかったわ。」と笑顔で戻られるお姿にとても感動しました。
アートの力ってすごいな。いいな。と改めて感じ入りました。
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