臨床美術士への道 9

皆さま、こんにちは。
9回目最終日のご報告です。

前回に課題として今回の内容をお知らせくださっていたので、その実践です。
オイルパステルを使って味や香りを表現する課題のロールプレイングですが、自分がどちらかに売り込みをかける設定でします。(介護施設・幼稚園・企業など)
シナモンか黒糖か酢の中から1つ選んで、一人30分の持ち時間で導入〜鑑賞までデモンストレーションしました。
私は今回もパソコンで事前に自分をビデオ撮影しながら、何度も練習して手直ししました。説明が長くなりがちなので、大幅に計画を削減してポイントだけは外さないように気を付けるようにしました。

大事なことは、臨床美術とはどんなものなのかをしっかりと口頭で説明できることと(五感を使った芸術療法であること)、見えないものでも絵に表せることを実感してもらうことです。
オイルパステルのプログラムは、ここに来るまでに何度も演習をしているので、自然にできるようになっています。
今回はメインとサブ役には分かれずに、全て一人で行いました。見ているお仲間が参加者役で私の説明を聞いて作品作りをしながら、良い点や課題を見つけてくれます。
パスの使い方のウォーミングアップ→モチーフの味や香りの観察→感じたイメージからパスの点・線・面ぬりの技法を使っての作品作り→鑑賞 という通常の流れでの制作です。

私は、シナモンを利用して企業に売り込む設定でチャレンジしました。何度も練習したので時間などは守れましたが、もう少し声の抑揚が必要なことや、説明する時間と制作時間を完全に分けていたので、絡ませながら進める場面があっても良かったなどの改善点がありました。
めちゃくちゃ頑張ったつもりでも、いつもどこかに穴があるものです。

臨床美術の説明については、以前に自分が作った作品などを提示しながら話してもいいかと思います。

残りの時間は4級の認定方法についてや、これまでの学習内容についての質問タイムで終了しました。

全9回の短い講座でしたが、一緒に頑張ったお仲間と信頼関係や絆ができて、終わってしまうのがとても寂しかったです。
これからもみんなどこかで臨床美術士として活躍されていることを思い、私も楽しみながら力一杯努力していきます。

最後まで、お読みくださってありがとうございました。

 

(宿題の一部です)


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