臨床美術士への道 2

皆さま、こんにちは。2回目の講習の内容をご報告いたします。

午前中は、「石に描くアナログ画」の制作で拳大の石にアクリル絵の具で着色しました。
それぞれ用意してきた石の色や触感を、みんなで楽しみながら模様を描いていくのは楽しかったです。私は古代の装飾っぽい模様を描いてみました。

午後からは、「アジの干物を描く」プログラムです。
ここからは先生が入らず、自分たちだけでプログラムを読み込みながら制作を進めました。
導入から仕立てまでみんなでアジを描きながら、分かりにくいところや、それに対応するアイデアなどを出し合って制作しました。プログラムに書かれていないことも、どのように作ったらうまくいきそうか、どんな用意や言葉掛けが必要か、自分たちで意見を出し合って考えていきます。

個人的な考えですが、午後は完全に自分たちで進めるので、後から考えると前回と今回の午前中の制作で先生が自分たちに投げかけた質問や声かけの仕方をしっかり覚えておいた方がいいと思いました。それをお手本にみんなでプログラムの読み取りをすることになったと思うので、ポイントを押さえていないと単にみんなでアジを描いて終わりになってしまうので、実際に実習をするときに難しくなるのではないかなと感じました。

5級の講習では楽しく作品制作をして、臨床美術のさわりだけ知ったことになったのかなと今は思います。4級では、作品作り云々よりも指導者の立場や目線に立って、どうやったら参加者の皆さんに楽しんでもらえるのか、どこが難しいのか、うまくいかない時の対処はどうするのかなど早い段階からみんなでチームになって実践に向けて意見を出し合います。ですから、初日からできるだけたくさんお仲間の皆さんとコミュニケーションをとることをおすすめします。

 

    


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